精神科通院① 癇癪小学生、精神科の児童・思春期外来を受診

白目トモ子(筆者)
マスコミの片隅で息も絶え絶えの記者。週末キャンピングカー住まい。子供との野遊び、中学受験、家計簿、時短収納を記録。自身も中受経験の経験組。

小4長男の精神が絶不調でした。度重なる癇癪とイライラに本人のみならず家族も疲弊。学校・塾に行くのも一苦労で、勉強もなかなか手につかず。9月に病院の予約が取れていたのですが、なんと先日キャンセルが出たとのことで予約が1か月以上繰り上がり、初診を受けることができました。

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チックに加えて妄想まで

長男の精神不調についてはいくつか記事を書いています。

不登校、チック、聴覚・嗅覚過敏、癇癪、衝動的な行動、希死念慮、暴言、幻が見えたり聞こえたり…と手に負えないレベルにまでここ1~2か月で一気にエスカレートしていて、何がどうしてこうなった?? 状態。

病院の予約が何とか取れたものの、8月はもう枠がいっぱいで、初診は夏休み後の9月に。収まる気配のない癇癪、日々のイライラ、サンドバッグになる親、荒れる家庭…。あと1か月以上ある夏休みが憂鬱で憂鬱で。じりじりしながら指折り数えて初診の日を待っていました。

そうしたらなんと、「キャンセル出ました」と電話が! マジですか! こんなうれしさ久しぶり! 病院への予約の時に「できれば早めに」「9月までは待てない」と夫ヒロシが伝えていたようで、優先的に空きを案内してくれたようです(でかしたヒロシ)。

私はどうしても仕事が抜けられなかったので、ヒロシが連れて行ってくれたのでした。

いわゆる「精神病院」は初めて

今回かかった病院、いわゆる「精神病院」でした。事前にHP見たら内科なども標榜していたので、総合病院なのかと思っていたら「精神病院だったよ」とヒロシ。内科はあるにはあるという程度で、数百ある病床はすべて精神科という、ザ・精神病院。

我が家はヒロシも躁うつ病で長く精神科にかかっています。太郎もチック症状での通院が長く、これまで合計いくつもの病院を渡り歩いてきました。でも、いわゆる「精神病院」はそういえば行ったことがなく、ちょっとびっくりするような怖気づくような。

「精神病院だけど、みんなそんな風には見えなかったよ」…とヒロシ。いやアンタも筋金入りの精神病患者(※障害者手帳も持ってる)だけど「そんな風」には見えないよね? 聞き流しながら調べると…

児童・思春期専門の外来

今回行ったところには児童向けの外来が曜日固定で設置されているんですが、実はなかなかレアで、心・精神の不調を抱えた子どもが専門的な治療を求めて最後にたどり着く場所のようで。

多くの人はまず街中のメンタルクリニックや小児科に駆け込むと思いますが、軽度の発達障害なら見てくれても、「妄想」「希死念慮」「統合失調症疑い」のような子は「専門の病院に行ってください」とお断りされてしまうこともあるようです。

今回の病院を紹介してくれたのはヒロシの主治医で、大学病院の精神科医という精神科医界のラスボスみたいな存在。そりゃ、どう転んでもお断りされない病院=児童専門外来を置くような専門病院を紹介するだろう、ということなんですけれども。

親としては、通るべき道を全部すっ飛ばして、いきなり最終章に来ちゃったみたいな戸惑いが。ヒロシの病院探しでは街中クリニック5〜6軒からの、大学病院でも3軒目なので、精神病院なんかはさらにその上、最果ての地というイメージがあったので。でも最初からラスボスのお墨付きに頼ったから、まあそうなるのか。

なにはともあれ、やってきました、精神病院。最も適切な治療を受けられる場所にすぐに来れた、という意味でラッキーなんだと、思っています。ヒロシの時に苦労しただけに。

さあ一体どんな診断がついて、どんな治療を始めるのか…。長くなりそうなので続きます。

(途中途中に挿入した絵は太郎がPicsArtでコラージュしたもので、太郎の心象風景を表すもの。精神病院に対するイメージではありません)

トモ子

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