昨年10月の突然の退塾宣言から、2カ月超まともな勉強はせず過ごしてきた2025中学受験予定の小5長男(不登校)。それでも中学受験はしたいとのことで、長男の希望で1月8日のサピックス入塾テストにエントリーしていました。テスト当日の今日。なんと長男脱走。結局テストは受けられず、暗雲が立ち込めます。
本当にネタみたいなことばかり起こる子育てです。長男が入塾テストから脱走しました。
そんな兆候はまったくなかったのよ。朝から機嫌は悪くなく、朝勉もちゃんとしてた。出発時間が近づくにつれ緊張している様子はありましたが、基本的には「楽しみだな」「今日はがんばるぞ」と前向きな発言しかなかった。でも今振り返ると、一生懸命気分をあげていたんだろうか。
電車で一緒に向かう道中、少しずつ表情が曇り、塾の手前30メートルで完全に足がストップ。逆方面に走り出し、追いかけて捕まえて塾に向かうよう促しても歩き出せず、押し問答すること30~40分。どう説得しても足が塾には向かわなかったので、入塾テストの受験はあきらめました。嗚呼!
久々に落ち込みました。期待はなるべくしないようにしていたけど、長男には長男みたいな子が集まる環境で教育を受けてほしい。そのためには、中学受験は大事なステップになります。小5の11月から完全お休みに入ってしまった長男にとって、小6の2月からの通塾再開は必須の条件。このタイミングで入塾テスト受けられないのは致命的でしょ。いやどうするよ。
でも私以上に落ち込んでいる長男。「僕の人生はお先真っ暗だ」と頭を抱えている様子を目の当たりにすると、親の不安なんてちっぽけなものだなと。この困難な人生を歩んでいかなければいけないのは長男本人。今は私も私自身の人生の一部のような痛みを感じますが、やはりこれは長男の人生の痛みなのですよね。であれば親は支援に徹することしかできません。親の悩みにはさっさと蓋をしてさっさと切り替えて「大丈夫。別の方法を考えよう」と次の選択肢を示してあげるしかできない。
足が止まってしまった理由について、長男ははっきり説明できないようでしたが、「小学生がたくさんいたのが嫌だった」という発言から考えると、子どもの集団への拒否感が理由の一つのよう。よく言われることですが、言語IQが高い子は同年齢の集団になじみにくい傾向があるということを踏まえると、同学年集団への不適応からくる二次障害の記憶が、トラウマレベルで刻み込まれているのかな。困難な人生です。
時間を潰そうと入ったファミレスで。改めて「受験はしたいの?」と聞くと、「受験はしたい」と。相談の結果、Z会の通信と個別指導の2本立てで考えていくことに。軽く調べてみたけどだいぶお金が飛んでいきますね(泣)。