2Eの中受には個別が向く? TOMAS説明会に行ってみた

白目トモ子(筆者)
マスコミの片隅で息も絶え絶えの記者。週末キャンピングカー住まい。子供との野遊び、中学受験、家計簿、時短収納を記録。自身も中受経験の経験組。

6年から中学受験勉強を再開するならサピックスと思っていたのに、まさかの入塾テストすっぽかし。2月にも入塾テストはありますが、1か月後にテストが受けられる確証もありません。こうなったら個別塾の通塾に切り替えるか。説明会に行ってみました。

「高IQタイプには個別が向く」というアドバイスは以前もらっていたのです。長男(太郎)が塾を辞めた直後、困り果てて訪れた自治体の発達相談で。WISC-Ⅳの結果を見た心理士さんが「こういう子は個別に入れたらぐんぐん伸びますよ」と。理解が早い割に特性ゆえに早とちりやミスが多い長男。集団授業だけではカバーしきれない部分があるとは感じていました。

個別1本で行くと踏み切れなかったのにも訳があります。4科目個別に通わせたら20万近くにもなるという高額な授業料。切磋琢磨する友人がいないことによる気のゆるみ。塾に提供されるカリキュラムに必死に食らいつくというより、個々のペースに合わせた進行になり、演習量では劣ること。

でも、一番大きいのは、「大手が安心」という大手信仰だったのかもしれません。太郎に合う環境をイチから組み直す自信がなく、大手カリキュラムに合わせられるなら頑張って合わせて頂戴と、長男の努力に丸投げしていた。そのような罪悪感も抱えながらの再入塾への挑戦だったので、太郎がテストから逃げ出したことに狼狽えつつも、「これで腹をくくるしかないな」とようやく個別で中学受験を進める覚悟が固まったという側面もありました。

という訳で、中学受験の個別指導と言えばTOMASだろうと、さっそく説明を聞きに行ってきました。知りたいのは、個別だけで中学受験ができるのか。授業料はいくらになるのか。結論から言うと、良い気がしました。料金は別として。

良いと思った最大の理由は、太郎の特性をすぐに見抜いてもらえたこと。40~50分ほどの面談の最後に、太郎は学ぶことの理解自体は早いこと、ただ、主体性にやや欠け、指導をネガティブにとらえがちであることを指摘され、「まさしくその通りです」。

このようなタイプの子はカリキュラムはさっさと終わらせて、早めに志望校を決めて過去問演習に取り組むのが良いと助言を受けました。過去問に取り組む中から自分の弱みを把握するほうが、より当事者意識をもって勉強に向き合えるということのようでした。

個別塾の相談に行かれる方は、過去のテストの成績を持っていくことをオススメします。今回、我々は最新のマンスリーと過去最高偏差値を出した9月SOの成績表を持参。SOの方はA問題B問題と言って、基本的な問題と発展的な問題それぞれの得点傾向が出ます。対応してくれた先生はSOの成績表を熱心に見てくれ、算国を正しくテコ入れして理社の未習分の穴を埋めれば、今からでも間に合うと励ましてくれました。

そして気になる値段。さすがに4科目全て個別は考えてないと伝えましたが、算国はお願いするとして、算数は週2回、国語は週1回の授業で、小6は13万2000円。うう…。算数国語それぞれ週1回で10万円以内であれば検討しようと考えていましたが、今の状況であれば算数は週2回が良いとのこと。覚悟はしていたけど高い!TOMASは1対1の個別なので個別の中でも高いのですが、だいぶ札束感が出てくる金額です。これが集団塾に適応できない代償か。

さすがに他も見なければ納得して決められなさそうな月謝なので、他の個別の見学予約もしてしまいました。費用を抑えて他の選択肢でいくか、TOMASで進めるか、しばらく悩むことといたします。

あ、長男の反応ですか? 「別にどこでもいい」です。やる気ないね~(なら金は出さんぞ)

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