本番の動きリハ、出願準備も完了 中学受験本番まで62日

白目トモ子(筆者)
メディアの片隅で生き延びてきた物書き。小学生男児2人を育てる。目下の悩みは不登校で発達特性ありの長男の中学受験。

受験カウントダウン。いよいよ12月なので、残り2ヶ月の記録をつけてみる。随時更新。

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12月1日

7:00 第4回合格力判定SOを使って当日の動きのリハーサル

今日は最後の模試、合格力判定サピックスオープンの日。会場は外部の中学校で、実際の受験日程にも組み込んである学校だ。本番さながらの練習として、当日の朝と同じスケジュールで動くことにした。

長男は超偏食で、家では朝ごはんをほとんど食べない。だが、外食だと食べる。だから当日の朝ごはんは、駅前のカフェでモーニングを取る予定だ。同じメニューなのに、家では食べないけど外なら食べる。少々辟易しつつも、背に腹は変えられない。

模試会場への集合に間に合わせるためには、7時には駅前のカフェに到着し、オーダーを済ませておきたい。家から駅までは自転車で10分。動きの遅い長男を6時45分に家から出すつもりで準備を進めたが、実際に家を出たのは7時5分。予定より20分遅れた。

原因は、洗顔、着替え、カバンの準備、そして途中でのおしゃべり。動きが悪い長男には、もう少し余裕を持たせる必要があると痛感した。具体的には、起こす時間をさらに早めること、そして前日に着替えやカバンの準備を整えておくこと。自分の服も含めて、全ての準備を前日に済ませる方が良さそうだ。

11:00 栄東の出願へ向け顔写真を登録

明日は栄東の出願開始日。ここは受験生が非常に多く、中学校の校舎だけでなく、ホテルも会場として利用される。ホテル会場は、東大宮より東京に近いさいたま新都心。どの程度の争奪戦になるのかは未知数だが、10時の出願に備え、ミライコンパスには写真を事前に登録しておいた。

いよいよ始まる。本番までまだ2ヶ月あるとはいえ、こうして一つずつ、少しずつ本番の気配が現実味を帯びてくる。ただの出願作業なのに、胃のあたりがキュッと締め付けられ、手の先が冷たくなる。親である私でさえこうなのだから、本人のプレッシャーはどれほどのものだろうと思う。

15:00 第4回合格力判定SOの自己採点、400点は届かず

テストから帰宅して、自己採点を開始。今回は社会が好調で久々に9割を取ることができた。最近安定して高得点を出している国語も9割弱。算数は7割を超えたものの、理科が最も低く7割を切る結果に。全体では8割に届くかどうかというところで、少し楽観的に見ている部分もあるため、多分400点には届かない。

それでも、サピックスに復帰したばかりの頃を思い出せば、7割の350点にすら届かず苦しんでいた。その時期と比べれば、大幅な進歩であることは間違いない。偏差値にしても今回は62〜65くらいにはなりそうだ。なかなか越えられなかった60の壁を破り、安定して上位に食い込めるようになってきたのだから、成長を十分に喜ぶべき水準だ。

しかし、前回の成績がとても良く、「今回も400点に届くのでは」と期待してしまっていた分、その期待が叶わないと少し渋い反応になってしまった。分かっているはずなのに、つい結果に一喜一憂してしまう。期待を手放すのは本当に難しい。次から次に湧いてくる欲に、自分でも嫌気が差す。

0:00 栄東出願のための確認

念のため、ミライコンパスの登録情報を再確認し、どの会場で申し込むか夫とすり合わせた。今回は、さいたま新都心での受験を希望しているため、学校外の会場となる2つのホテルのキャパシティを調べてみた。

1つは客室数が60程度の比較的小規模なホテル、もう1つは客室数150程度で会議室も多い大規模なホテルだ。大きい方が会場の収容人数も多いだろうし、希望が通る確率も高そうに思える。

太郎

今はだいぶ落ち着いたけど、相当山あり谷ありの2年間だったよね。

トモ子

何度も塾にも行けなくなったし、発達外来で薬ももらって、やっと調子が整ったよね。調子も成績も整ってきたのは、6年の秋だった。

 
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