混乱の極み Twitterで裏垢を作成し吐き出し続けた

白目トモ子(筆者)
マスコミの片隅で息も絶え絶えの記者。週末キャンピングカー住まい。子供との野遊び、中学受験、家計簿、時短収納を記録。自身も中受経験の経験組。

離婚届をもらって予約してあったビジネスホテルへ向かいます。冷静なようで、頭の中は混乱の極みです。怒り、不安、疲れ、混乱、孤独。話す相手もいない。電話する人も。ブログに書くにはまだ思考がまとまらず、Twitterで吐き出すには重すぎる。少し考えた末、吐き出し用の裏アカウントを作り、次々と投稿していきます。

離婚届を貰いに行った。何通必要ですか? と聞かれたんだけど、破かれた時用? 涙で滲んだ時用? 複数持って行かれる方もいますよとのことで2通貰いました

夫婦喧嘩から警察沙汰。110番したのは夫本人。こんなことで警察呼ぶ人っているんですか?と聞いたら結構いますよと警察官のお兄さん。マジか

荷物まとめて出て行こうとする私を引き止めた夫。出口を塞ぎ、揉み合いに。玄関の前に立ちはだかり、出ていくなの一点張り。私の母にまで電話して翻意させようとした。気持ちが変わらないと分かると警察を呼んだ

一瞬の隙で脱出に成功したものの、追いかけられ、警察が来たから応じろと。仕方なく家に帰った

警察で2時間ほど事情聴取された。今日は夫婦隔離となり私は望み通り家を出られた。もう憎しみしかない。片時たりとも一緒にいたくない。顔も見たくない

きょう起きたこと。その時感じたこと。一体何が原因でここまで炎上したのか。きょうの出来事が悪かったのか。

夫は私が本気で別れようとしていると知ると、パニックになる。過剰に演技をして言葉の限りを尽くして自分が悪かったと言い、なんとかチャンスをくれとすがる。だけど決して変わらない。暴言暴力はまた始まる

私は心の奥底で、何に怒っているのか。何がこれほどまでに耐え難いのか。これまでに積もってきたものが爆発したのか。

「もうこれ以上は無理」

はっきりと言葉にできるのは最後の結論の部分だけで、その結論に至った道のりが全く分からない。何がそんなに無理なのか。どうしてそこまで頑なに無理としか言えないのか。昨日起きたことも含め振り返っていきます。

最近は口論になると録画されるようになった。私のすぐ横にスマホを置いてビデオで撮られた。無視していると執拗に絡まれた

最初に録画したのは私。数年前のこと。明らかに常軌を逸した夫の様子にスマホでビデオを回した。それが「嫌だった」どの理由で、それ以降夫婦喧嘩になると、私が撮られるようになった

私が録画した時、夫は最終的に私のスマホを取り上げ、私と揉み合いになった。録画には私の悲鳴が残っている

喧嘩が始まると毎回炎上。夫が口走る内容には論点も脈絡も一切なく、決めつけ・一方的な思い込みでまくしたてるのが常でした。私が反論しても、次に夫が口にするのは私の反論に対する答えではなく、どこかから湧き上がってきた別の攻撃。説教・尋問モードになることもしばしばで、いかに私がひどい母親であるかを、執拗に執拗に追及し続けるのでした。

良いパパではある事が、ずっと離婚を迷わせていた。でも今日はっきりわかった。どんなに普段良い親でも、子供の前で崩壊するような父親はいらない

良い時期もたくさんありました。85%は良い時期だったかもしれない。10%は雲行きが怪しい期間。残りの4%が腫れ物と化す時期で、大爆発に至るのは1%。そういう意味で、夫の持病である躁うつ病の気分の変動とも密接に関わっているのでしょう。

単に躁状態と鬱状態が出現するだけならばまだしも、そのどちらでもない狭間の不安定さで当たり散らすのが関係構築を困難にしていました。イライラ状態に突入すると、何も原因がないところでいきなり着火。その瞬間に見えていたものの中に原因を無理やりに作り出し、その件について私を責め立て始めるのでした。

家から逃げ出した私を追いかけて執拗に付きまとった夫は、私に「逃げるなら警察に行こう」と言った。意味不明である。ぜ私が警察に行かなくてはいけないのだ

そもそも私に出て行けと言ったのは夫だった。私はお前こそ出ていくべきだと言ったが、お前が出ていけと口角に泡を飛ばしながら言うので出た。それを追いかけ回してやっぱり戻れだの警察に行けだの言うのは支離滅裂で意味不明で、そう言うところが嫌なんだ

喧嘩になると元の喧嘩がなんだったのか、全く分からなくなる。気がつくと全く別の話で難癖をつけられていて、それで警察まで呼ばれるという始末

何度も繰り返した大炎上。しかし、夫の炎上は30分もすると止むことがほとんどでした。その後は一転、激しく落ち込んで謝罪の嵐。「もうしない」「自分が悪かった」「本当に落ち込んでいる」「直す」……あらゆる言葉を尽くして、自分がいかに反省しているのかを表現するのでした。でも。

それでいて、少し冷静になると180度態度を変えて今度は謝罪の嵐となる。謝罪は私を引き止めるため。暴言からの謝罪はDVそのもの。謝罪は言葉による心理のコントロール。暴力と完全にセットなんだ。10年見てきたから知っている 謝罪の言葉には一切本来の謝罪の意味はない

今日の一件でよくわかった。私を逃さないという目的のためなら警察も呼ぶという事。それも子供の目の前で。こんな光景を見て育ったら、子供は夫婦喧嘩を警察沙汰にするのが「当たり前」という感覚を持ってしまう。それは何としてでも避けないといけない

子供にきちんと父親がいる状況が良いだろうと思っていたけど それより守らなければいけないものがある。今日、はっきり認識した。いらない父親は、やはりいらない

ホテルに向かう電車の中で。チェックインした部屋の中で。思いつくままに言葉を連ね、自身の感情、居場所を文字として確認していきます。なぜ、私たちは、こんな地点にまで来てしまったのか。これから、一体どこへ向かうのか。

トモ子

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