12月30日
12:00
過去問解き直しノート
さて、次男のインフル発熱から長男を隔離するため、年末はホテル住まいを選んだ私と長男。次男と戯れたい長男は「胸がはち切れそうだ」と寂しさを訴えてくるが、家事から解放された私はというと、超快適である。夫から「今日は大掃除するね」という報告を受けながら、コーヒーを片手に優雅な時間を満喫している。
そんな快適な生活の中で、唯一の「やるべきこと」が算数の過去問解き直しノート作り。今日は長男が朝から夕方まで正月特訓に出かけているため、貴重なフリータイムがある。この時間を無駄にしてはなるまいと、過去問の整理にせっせと励んでいる。1月からは「解けそうで解けなかった算数過去問」の復習に本腰を入れる予定で、このノートが志望校攻略の虎の巻になるはずだ。
間違えた問題、長男の奮闘の跡が残る解答用紙、そして模範解答をひたすら切り分け、見開きページに配置。解答が目に入らないよう上に紙を貼って目隠しにし、この部分は解き直し用の余白としても活用できる。何とも便利なオールインワン仕様になっている。
気がつけば、ペラペラだったノートが貼り付けた紙でどっしりと分厚くなり、まるで失点の重みを具現化したようだ。この労作が、果たして長男の答案作成能力向上にどれだけ寄与するのかは未知数だが、少なくとも私には達成感がある。
——と、ここで浮上するのが、2月1日にどこを受けるのか問題。「第一志望の学校は受けないよ」と早々に白旗を掲げた長男だが、その旗はどうやら上がったり下がったりしている模様だ。昨日、意志の強さを尋ねてみたところ、「85%受けない」と、なんとも微妙な刻み方で答えてきた。初めてその言葉を聞いたクリスマスには「99%受けない」と断言していたので、わずか4日間で14ポイント減少した計算になる。これには日経平均もびっくりだ。
2月1日まではまだ30日以上ある。このペースで「受けない」の割合が減少し続ければ、いずれ「受ける」に転じる可能性も捨てきれない。そう考えると、回避予定となっている第一志望校も含め、第三志望校くらいまでは、しれっと解き直しノートに収録しておくのが安全だろう。こうして完成した大作が、母の自己満足の産物に終わらぬよう、長男にはぜひ有効活用してもらいたい。
今はだいぶ落ち着いたけど、相当山あり谷ありの2年間だったよね。
何度も塾にも行けなくなったし、発達外来で薬ももらって、やっと調子が整ったよね。調子も成績も整ってきたのは、6年の秋だった。