1月18日
出願写真撮り直し
11月に撮影してあった出願用の写真を、急遽撮り直すことになった。理由は、撮影後にメガネをかけるようになったため。栄東はメガネなしの写真でも問題ないとされていたのでそのまま出願したが、2月校の一部の学校にはメガネありで撮り直すよう求められていた。
凸凹中受、2月1日開成受験へ向けラストスパートだ!
白目太郎の中受のこれまで
小4でS入塾。S偏55からスタート。同年、発達特性と高IQが判明。ADHD薬の服薬で落ち着きのなさはおさまり、クラスはαに上昇。
小5秋に大失速、サピックス退塾。転塾、再度の退塾を経て小6の夏前からサピックスに復帰。11月にS偏65に到達。志望校を開成中学に変更し、最後の一踏ん張り中。
1回目は写真館で撮影したものの、2回目にまた4000円近く払うのも勿体ない。今回は自宅で撮影することにした。「芸人の変顔100連発」みたいな騒ぎを経て撮影した数十枚の中から、まともな顔を数枚ピックアップし、証明写真加工アプリで整える。アプリは人物を認識して切り出し、角度補正や肌色補正までしてくれる優れもの。画質こそ多少荒いが、出願にはまったく問題ないレベルに仕上がった。
写真館で撮った写真は、照明の具合のせいか妙にのっぺりテカテカしていて、ヒゲ脱毛後に美顔補正をかけた新入社員みたいになってしまっていた。今回、加工アプリで仕上げた写真の方が、自然で子どもらしさも残っていてずっと良い。しばらく惚れ惚れと眺めてしまった。
「凛々しくてかっこいいよね」と夫に同意を求めたが、「まあ、可愛くはあるけど」と期待したほどの反応は返ってこない。「モテると思うんだけどな」とさらに推すと、「母親ってそういうもんだよね」と笑われた。いや、私が同級生だったら、入学式で会った瞬間から目で追うな。変顔さえしていなければ。
お祝いの食事、記念撮影手配、先々の諸々手配
最近、そんなふうに入学式のことを想像している。緊張しながらクラスに入った瞬間、どんな同級生たちがいるのだろう。最初に言葉をかわす相手は誰で、何を話すんだろう。配られる新しい教科書の匂いや、校舎前で塾のビラを配る人たちの姿まで、妙にリアルに浮かぶ。想像をしながら、進級祝いの写真館の予約をしなければと思い出して、慌てて予約を済ませた。
入試本番2週間前というのは、思いのほか「凪」だ。今から慌てても、詰め込めるものは限られている。1月に入った時点で「残りの日数でやることリスト」を作成済みで、時々修正しながら日々消化しているだけ。むしろ、今は生活リズムを整え、睡眠時間を確保する方に気を遣う。長男の成績の乱高下を見ていると、どれだけ勉強したかより、脳をどれだけ良い状態で本番に持っていけるかの方が重要だと痛感しているからだ。
そんな嵐の前の静けさの中で、入学式だけでなく、「入試後」の様々なことを想像する。試験結果を受けて、どんな表情の長男に会えるのだろう。キャンプに行きたいと言われているけれど、どこに行こうか。まだ結果も出ていないけれど、一応お祝いのレストランも予約してある。それも、2月8日に。
もちろん、入試直後に祝えるかどうかは未知数だし、当日になって「疲れ果てて一歩も家を出たくない」なんて言われる可能性もゼロではない。それでも、「どこかには受かるだろう」という期待を込めて、そしてその頃には私の胃も回復しているだろうという楽観的な見通しのもと、明るい方の未来に賭けている。それより先にしたらなんだかんだ実家に行ったり、旅行に行きたくなったりもしそうだし。
一方で、まだ2月校の出願は済んでいない。1日に受ける学校を長男が決めきれず、ずるずると先延ばしにしていたが、ひとまず両方出願する方向で私は腹を決めつつある。入学式の準備、受験後のお祝い、そして肝心の出願。2月のその先へ向けて、粛々と準備をすすめる。
今はだいぶ落ち着いたけど、相当山あり谷ありの2年間だったよね。
何度も塾にも行けなくなったし、発達外来で薬ももらって、やっと調子が整ったよね。調子も成績も整ってきたのは、6年の秋だった。