初戦の前日 塾の授業はオンラインで 本番まで22日

白目トモ子(筆者)
メディアの片隅で生き延びてきた物書き。小学生男児2人を育てる。目下の悩みは不登校で発達特性ありの長男の中学受験。

いよいよ初戦の日がやってきた。栄東受験の記録を残しておく

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1月9日

17:00

前日の授業はオンラインで

前日は平常授業があったが、翌日の試験を考えて我が家はオンラインでの参加を選択した。サピックスでは1月の授業はオンラインかリアルかを選べる仕組みになっており、そのために教材は事前に持ち帰ることになっている。

当日のZOOM参加者は3〜4人ほどで、8割以上はリアルで授業に参加していたそうだ。オンライン組の様子を聞くと、途中で抜けて戻ってきたり、画面オンのまま食事をしている子もいたらしい。我が家では試験に向けた体調の調整を優先し、20時に早退して夕食の時間を確保した。

オンラインでは集中力が持たないかと懸念していたが、さすがは直前期の受験生。全く問題はなかった。それどころか、マイクはミュートにしているのに、声を出して積極的に授業に参加していた。いくら喋っても伝わらないことと、いい点数を取ってもシールがもらえないことに不満そうではあったが、学びの質という意味では全く問題なさそうだった。先生が前に立つと集中するのは、もはやパブロフの犬的な条件反射らしい。

20:30

一緒にカバンの準備

食事をした後は一緒にカバンの準備。サピックスからもらっている「合格手帳」や保護者会の配布資料を参考に入れていった。以下は、気がついたことのメモ。

段ボールの切れ端 資料には書いていなかったが持たせたのは、段ボールの切れ端。机がガタガタする場合に脚に挟んで高さを調整するためのものだ。口コミで聞いて本当に役に立つのか半信半疑だったが、初回から早速活用したらしい。

2人がけの机で、対角線上の脚2本がガタガタしていたそうで、長男が持っていた10センチ四方1枚では足りず、同じ机のペアの子が大量の段ボール切れ端を持っていて声をかけて協力しあったとか。確かに対角線上がぐらついていたら、1枚では足りない。次からは段ボールを増量して持たせることにする。

軽食 軽食の持ち込みが可能だったことに夜になって気づいた。こういう時の栄養補給には、我が家では干し芋を活用しているので、買っておけばよかったと後悔した。チョコレートなどを持たせたのだが、結局食べなかったらしい。周りの子はラムネなど食べていたそう。

小さいテープ 受験票を机に貼るのに「テープ」があると良いとのことだったので、筆箱にも入る小さなサイズのテープを持たせた。両面テープでもよかったのだが、扱いやすさを考えてこのチョイスに。きちんと活用してきたようで、役に立って何より。

シャーペンの芯のチェック シャーペンの芯は、「どれも1センチしか残っていない」という状況がありうるので、全て新しい芯に入れ直した。筆箱の中に大量に入っていたちびた消しゴムも全て捨てた。筆箱の中は「持ち込む必要がない宝物(ゴミ)を詰め込んでいないか」という目線でのチェックも必要。

当日持ち込み用教材 科目と科目の間に教材を見る時間があるので、あらかじめ準備。国語の先生から、直前には理科や社会のテキストを見がちだが、実は国語のテスト前に読解の文章を読んでおくのがおすすめと言われ、読解の問題も入れておいた。頭を読解モードにしておくとテストの時の頭の立ち上がりがいいらしい。他は時事の「重大ニュース」と、国語・理科・社会の苦手問題を収録済みの間違い直しノート。

太郎

今はだいぶ落ち着いたけど、相当山あり谷ありの2年間だったよね。

トモ子

何度も塾にも行けなくなったし、発達外来で薬ももらって、やっと調子が整ったよね。調子も成績も整ってきたのは、6年の秋だった。

 
 
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