1月5日
20:00
まだ4週間もある
あな恐ろしや。9連休が終わってしまった。冬期講習最終日の今日は、サピックスから謎の「修了証」と記念品をもらってきた。確かに明日から西大和を皮切りに1月入試が始まるし、塾生活が終わる子もいるタイミングなのね、としみじみ。
そんな最終日、我が家では向こう1ヶ月間の壁貼りスケジュールを作成。4週間分が一目で見渡せる大判サイズで、縦に時間と科目、横に日付を並べた。いわば巨大な時間割表だ。長男が冬期講習に行っている間に仕上げ、壁に貼っておいた。
私としては、「残りの日数がこれだけ少ない」という現実を長男に視覚的に突きつけたかったのだが、私の目論見通り「1、2、3……」と日付を数え始めた彼が放った言葉はこうだった。
「これ以上数えたら、まだこんなにあるって思っちゃいそうだから数えるのやめるね!」
そうきたか。時間感覚が斜め上すぎる。
最終日にようやく浮上
凸凹中受、いよいよラストスパートだ!
白目太郎の中受のこれまで
小4でS入塾。S偏55からスタート。同年、発達特性と高IQが判明。ADHD薬の服薬で落ち着きのなさはおさまり、クラスはαに上昇。
小5秋に大失速、サピックス退塾。転塾、再度の退塾を経て小6の夏前からサピックスに復帰。11月にS偏65に到達するも、絶賛足踏み中。
懸念していた成績が、ようやく上向きつつある。これまではクラスの下位3分の1を漂っていた長男が、ついに上位3分の1に浮上したらしく、「大変気分が良い」とニコニコしながら帰ってきた。算数も国語も最高レベルの出来。今までは1科目だけ良いことがある、という感じだったが、今回は珍しく4科目すべてで揃えたらしい。
あのバツだらけだった算数の答案に丸が並んでいる。思わず感慨深くなり、涙ぐんでしまう。何度も何度も脱落しそうになりながら、実際に一度は脱落しながら、それでも諦めずにしがみついて……よくここまで頑張ったね。
クラスで上位3分の1に入れるなら、志望校合格もかなり現実的だ。志望校対策クラスで順位が出るのは、我が家の場合あと2回。その2回を一定の水準でキープしてくれれば、母の精神状態も相当安定するだろう……と期待したいところだが、そんな成績を引っ提げてきた本人は、相変わらずの調子でこう言う。
「まだ受けるか分からないけどね!」
ここへきてまだ牽制球を投げてくるとは。どうやら出願締め切り間際の20日ごろに最終決定するつもりらしい。まるでバラエティ番組の最終発表みたいに引っ張ってくる。挑戦するにせよ、しないにせよ、長男が自分らしく生きてくれればそれでいい。たくさん悩んで、その経験をこれからの糧にしてくれたらいい。
今はだいぶ落ち着いたけど、相当山あり谷ありの2年間だったよね。
何度も塾にも行けなくなったし、発達外来で薬ももらって、やっと調子が整ったよね。調子も成績も整ってきたのは、6年の秋だった。
Coming soon
Coming soon