長男の脳内多動と多弁が強まっている

白目トモ子(筆者)
マスコミの片隅で息も絶え絶えの記者。週末キャンピングカー住まい。子供との野遊び、中学受験、家計簿、時短収納を記録。自身も中受経験の経験組。

長男の多動が強まっている。以前はこれほどではなかったと思うのだけど。現在の様子の記録です。

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2月のブログ記事では、多動についての記載なし

不安対策としてストラテラを飲み始めたのが今年の1月。2月には「効果が感じられている」というブログ記事を残しています。この記事を読むと、確かにこれらの効果は継続中。だけど、最近は以前にはなかった症状「脳内多動」と「多弁」が強まっています。

独り言でしゃべり倒す

例えばきょうの一コマはこんな感じ。

  • パソコンの設定をしていた夫に質問攻撃「何そのアンチウイルスって?」「設定面倒くさくない?」「そのパソコン何キロバイト?(記憶容量を知りたかったのか?)」
  • 夫が返事をする前に次男に絡み始める「次郎なぐってごめんね」「ねえ許す?」(次男が反応する前に)「次郎のこと投げ飛ばしていい?」
  • 唐突に「フルオロアンチモン酸」について思い出しアレクサに質問「アレクサ、フルオロアンチモン酸って何?」
  • 私の足を見て「この虫刺されどうしたの?」

上記の発話がわずか1分の間に起こります。それはすべて「会話」ではなく、ほぼ長男の独り言です。

見たもの全て&思い出したことに反応

発話の特徴を分析してみると、何か特定のテーマについてキャッチボール型の会話をするのではなく、目に付いたものについて全てコメント(あるいは質問)していくという話し方をします。

夫がしているパソコン作業について質問をしていますが、夫の作業に関心を持っているというよりは、気になったことを全部口にしているだけなのです。なので、返事がなければ次の質問に移るだけで、会話が深まらないことを気にしません。

相手との会話を目的としていないため、呼びかけから質問まで一気に話すのも特徴です。次男(定型?)であれば「お父さん」と話しかけた後に相手が反応するのを待つところ、長男の場合は「お父さん○○って何?」というところまで一気に話します。要するに畳みかけるような話し方になるのです。これは質問という形で頭の中に思い浮かんだことを垂れ流しているからなのでしょう。

目に付くものについての質問に、唐突に別の話題が混ざるのも特徴です。今回のケースで言うと「フルオロアンチモン酸って何?」の部分。これは数週間前の塾の授業で先生が教えてくれた「世界最強の酸」だそう。以前耳にした何かのフレーズや単語が突然想起され、それについて「知りたくてたまらなくなる」のもここ最近の長男の特徴です。

困り感は本人より周りの家族

この多弁傾向、本人には大して困り感はありません。気になるものを実況中継しているだけなので。

疲れるのは回りです。在宅勤務中であっても構わず質問を続ける長男。9月の学校開始以来在宅勤務を増やしてきた私は、すっかり質問攻撃に当てられてしまい、最近は頭痛が止まりません。長男に対しては普段は温和な夫も、さすがに「ちょっとうるさいから黙って」ときつめの言葉をかけていました。

親に冷たくあしらわれようと全く気にしない長男。「こんな風に身の回りの出来事を疑問に思わない方がおかしい」と改める様子はありません。1日が終わるころには「疲れた」とよく口にするので、自分の脳内多動に自分で疲れてる面もあるんだろうとは思うのですが、こういう場合はこれは治療対象なのだろうか。

次の通院は11月。あまりに続くようであれば相談しようと思います。

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