サピックスマンスリー対策 苦手な理科は3週間かけて回す 

白目トモ子(筆者)
マスコミの片隅で息も絶え絶えの記者。週末キャンピングカー住まい。子供との野遊び、中学受験、家計簿、時短収納を記録。自身も中受経験の経験組。

小5長男のサピックス理科の勉強。今回のマンスリーから勉強方法を変えてみました。変えたのはスケジュール。それまでは1週間ですべての教材を回していましたが、3週間かけて徐々に仕上げるスタイルに。その効果か、今回のマンスリーでは前回マンスリーより少し点数が改善。やり方をメモっておきます。

このページの内容

月に電流 小5の理科が難しく

小5になって理科が難しくなってきました。月や電流、おもりの動きなど。簡単ではありますが計算も出題されるようになり、暗記力よりも理解力がより求められるようになってきた印象です。

それに伴ってTwitterでは「難しい」との声もちらほら見るように。息子も同じ反応で、「もう嫌だ」と。「なんなんだこれは」と。まあ確かにそうだよね、だいぶ難しくなったよね、ということで、こんな風にやり方を変えてみました。

  1. 1週目 基本問題中心にざっと解く。間違いは深追いしない
  2. 2週目 もう一度基本問題を解く。次は間違いをしっかりチェック。発展問題を1問解く
  3. 3週目 発展問題をもう1問解く
トモ子

念のためですが、このやり方を推奨しているわけではありません。何度も間違えて覚えるタイプの長男にはこのやり方が合っているようですが、一度聞いて分かる子はもちろん、問題量をこなすことがストレスになるタイプの子にもこのやり方は合わないと思います。あくまで一家庭の事例としてご参考までにお読みください。

慣れる→基礎→発展の順で

ポイントは1週目の回し方です。この週は問題に慣れてもらうことを主眼に、間違いは深追いしません。授業で教わってきたことが、実際にどう出題されるのか。まずはそれを見て知ってもらう。間違えた問題は解説は読ませますが、理解できればOK。何度も回しません。

1週目はサクッとしか回していないので、デイリーチェックでは満点は取れません。なので必ず解きなおします。何を間違えたのかテキストにしっかり戻って読ませます。ここでだいぶ理解が進みます。

そして2週目。ここでもう一度基本問題からやります。この時、サピックスのテキストはすでに解いてしまっているので、市販問題集を使います(我が家が使っているのは新小学問題集)。基本問題を回します。それほど難易度は高くありません。ここまでやると、長男の頭の中で色々なことが繋がってきます。

おそらくこの段階では基本問題はほぼ正解できるはずです。なので間違いがあったらしっかり直させます。そしていよいよサピテキストの発展問題に進みます。ただ、発展問題は2問しかないので1問しかやりません。発展問題は長男の場合はここまでやっても全問正解はできません。なので解説を読ませます。必要に応じてテキストにもう一度戻らせます。2週目はここまで。

3週目、もう1問の発展問題をやります。さすがに3週目になっているのでだいぶ解けるようになっています。それでもどこか間違えます。テキストに戻らせます。これでテキストには3週連続で触れたことになります。

3週連続でテキストに触れる

こんな感じで3週連続で回してみたところ、今回は理科が多少持ち直しました。ポイントは以下の二つです。

  1. 中途半端な理解の時には発展問題に進まない
  2. 初見の基本問題を多めにやらせる
  3. 理解があやふやな場所は必ずテキストに戻らせる

この中で最も大事なのは③の「必ずテキストに戻らせる」でしょうか。これまでは1週で終わらせてしまっていたので、2週目以降にテキストに戻る機会がありませんでした。やり方を変えてからは2週目3週目もテキストを読むようになったので、おそらくそれが理解・定着につながったのだと思います。

長男の場合は「問題を間違える」ことがテキストを読み返す動機になるので、その意味でも2週目3週目に発展問題をやらせて数問間違わせるのが良かったのだと思います。とは言え、豪速でカリキュラムが進んでいく夏期講習には当然この方法は使えない訳で、授業を受けてすぐに理解していく力も同時に養っていかなければなりませんね。やれやれ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

他のテーマで探したい

このページの内容