山逢の里で考える 遊びと勉強の境界について

白目トモ子(筆者)
マスコミの片隅で息も絶え絶えの記者。週末キャンピングカー住まい。子供との野遊び、中学受験、家計簿、時短収納を記録。自身も中受経験の経験組。

キャンプは遊びか?勉強か?と問いを立ててみましたが、いや、遊びです。楽しい野遊びと宴会の時間。でも単に遊ぶだけじゃなくて、少しでも学ぶ機会にできればなと。そんなことを思ったキャンプの記録です。

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埼玉・秩父の山逢の里キャンプ場へ

今回いったのは、山逢の里という秩父にあるキャンプ場。花園インターから40分程度のところにあります。

川遊び自体は何年も行っているのですが、サピックスに通い始めて初めての川遊びキャンプ。勉強に生かす的な視点をあらかじめ持って予習して行ったら、もっと良かったかもなと振り返っているところです。

勉強時間が足りない

ところで。サピックスに通っている小4ってどれくらい遊べているんでしょう?

我が家の例で言うと、塾のない平日は放課後は1時間半くらい遊んでます。宿題やってから行けと言っても泣き出す始末なので、「じゃあもう遊びにでもなんでも行け」と帰宅するやいなや追い出します。(母在宅勤務時)

なもんで、勉強は夕方6時以降。夜ご飯やお風呂を挟みながら、10時ころまでです。集中するための離陸に時間がかかるので、正味1時間~1時間半くらいでしょうか。

平日朝は計算や漢字程度しかできないので、授業の復習を回すには平日の夜がカギです。でも、時間が足りない。結局、週末も勉強に追われることになります。

勉強の時間をとってみた

なので、今回はキャンプ中に勉強の時間をとってみました。撤収をしている間にこんな感じに。

最初の45分くらいは兄弟でじゃれあっていましたが、何とかノルマは完了。集中すれば20分もあれば終わる分量なので、実に3倍強の時間がかかっています。

遊びの時間にいかに学ぶか

キャンプの頻度が落ちています。サピックスの場合は週末のテストは少ないとは言え、やはりテスト直前の週末は遊びには行きにくいもの。太郎が4年生になり週末にサッカーの試合が入ることも増えました。

2人とも保育園児だったころはそれこそ3週連続キャンプとか行ってましたけど。今は行けて月1。それすら、最近は太郎が友達と遊びたがるので危うい感じ。

太郎が小5になったらどうなる?そろそろキャンプは行き納めなのか?そんなことを悶々と思うのですが、もったいないなと。

蛍がいる川で、ヤゴと沢蟹をつかまえた

キャンプの話に戻ります。

今回のキャンプ場には川がありました。とてもきれいな川で、夜は蛍が飛びます。水の中にはたくさんの生き物。ヤゴや沢蟹、ウスバカゲロウ。

遊んだ後は夜ご飯です。19時30分。まだ空がうっすら明るい中、焚火の周りでご飯を食べます。

受験目線でキャンプを見てみる

勉強も多少できて良かったのですが、今振り返って思うのはせ、せっかく自然の中にいたのだから、もっと自然を見れば良かったなということでした。

例えば、川。どこの流れが急なのか?流れが急なところとそうでないところで石の大きさに違いがあるのか?中学受験目線で見たら、もう少し見えるものはあったかなと。

炊事もそうです。焚火をしたのだから、火はどこが一番熱いんだったかの確認もできたし、ライターで蚊取り線香に火をつけながら、火のどの部分を当てたら早く燃え始めるのかをやってみてもよかった。

6年生になったらさすがに川遊びには行けないと思うので、今年と来年が最後の遊び時。学びの要素をまぶすべく、親としてもネタを仕込まないとなと思ったキャンプでした。

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