帰ってきたら、家がカオス。床にはランドセル。散乱するプリント。お菓子のゴミ。兄弟ふたりでの留守番後の定番の光景です。
さて、タイムアタック。片づけつつ、我が家の雑な片づけをご紹介。
隅の方から始める
片づけを始めるポジションって結構大事だと思っています。真ん中からではなく、端っこから。なぜかというと、真ん中から始めると結局真ん中をぐるぐる回るような動きになり、どこを片づけているか分からなくなるから。端っこから一方方向に進むように片づけると、次に片付ける場所をいちいち考えずに済みます。
また、片付いた分量を距離で見ることができるので、残りの量が分かりやすくなります。片づける前に「一体どこから」と考えるのも無駄なので、端からと決めておけば脳を無駄に使わずに済むというメリットも。
あるべき方面へ「投げる」
我が家の超雑な片づけ方法。一個ずつ片づけるのではなく、まずはそのもののあるべき場所へ「投げる」。投げられないものは床を滑らせて「放る」。
もちろんその場から数歩で片づけられるものは片づけていきますが、5歩とか歩かなければいけない場合は、とりあえずその方向に投げます。
とにかくまずは一か所でも片付いた空間を作ること。それもなるべく早く。そうすることで片づけを実感しやすくなります。片づけは疲れる作業なのでスピード勝負。ボーリングよろしく、各方面へぼんぼん投げてください。
収納場所でない面は空ける
ダイニングテーブルってものを置きがちではないですか? いや、勉強を頑張ったのは分かる。なぜか掃除機のブラシが出ているのは目をつぶる。それにしても散らかっています。
収納場所の近く、例えば棚の上などに紙が積み重なっていても、そこからワンアクションでしまっていけるのであれば、そこまで億劫にはなりません。でもダイニングテーブルのように収納場所ではない場所が散らかっていると、人を萎えさせます。
なぜかというと、①収納場所まで運ぶ ②仕舞うという二つのアクションが必要になるから。見た目以上に「散らかってる」感があるので、優先的に退治します。
棚に片づけるものなのか、目を通して処分するものなのか。今後のアクションに沿って、そのアクションをする場所に「移動」。片づけてはいないんですが、圧迫感がなくなります。
場所ごとに集中的に片づける
さて。散らかっていたものが、それぞれあるべき場所の近くに集まりました。
これが、テーブルから移動させたり床に落ちていたものを拾い集めてきた状態。ここからは早いです。このカウンターの下が子供たちの教材の置き場所になっているので、ルールに沿ってしまっていきます。
我が家の場合は、一人でできるサピックスの課題はトレーに、それ以外はクリアファイルに入れています。本棚にしまえない持ち物類はバスケットにポイポイと。
片づけ時短のポイントは、1歩2歩歩けば全部片付く場所にまとめておくこと。トヨタ式ではないですが、動線の短さって大事です。
紙の処理場所を決める
紙って2種類あると思うんです。フローのものと、ストックのもの。フローのものは「どうするのか」の判断が必要になります。判断して処理するための場所を決めておくと、便利です。
こちらはフロー系の紙類を「処理する」場所。どこにしまうか分からないもの、処理が必要なものはここにまとめます。
- 学校からのお便り→目を通した上で記入して提出/ボードに貼る/処分
- 子どもが解いたプリント→丸付けして戻す
- 新聞など→捨てる
- 学校以外の事務処理系→期限を記入してボードに貼る
など。言ってみれば上司の机ですね。
大事なことは、すべての処理が動かずに終わること。だから必要な文具一式、お便りを貼る掲示板、紙の廃棄ボックスもこちらにあります。パパパっと片づけて、おしまい。
所要時間は25分
今回のタイムアタック、途中で写真を撮ったりもしていましたけど、25分かかりました。家をきれいに保つって、ひとかたまりの家事なんですよね。やっと片付いて一息ついていたら、また子供たちが服を脱ぎ散らかしていきましたけど。そしてまたあっという間に散らかる室内。
エンドレスアタック。やれやれ。
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