なんと!2週間後の遠足、弁当だってよ
行事の2週間前に、「持ち物:弁当」とか書かれたプリント、しれっと渡されたりしませんか。学校から。知ってたけれども。その日が遠足だとは。このご時世に弁当持って遠出はしないだろうとの甘い観測で、早朝出社日にしてしまっていた。
あーあ。どうする?ヒロシはイレギュラーな家事が苦手だし、作るしかないよね?
しょうがないから在宅勤務にするか…
ヒロシにそう伝えた時も明らかに不機嫌だったと思う。でもヒロシはさらっと言った。
弁当くらい作れるけど。そういうので仕事調整するのやめてくれる。
「会社に行ける日は行ってよ」とヒロシ
会社には行ける日に行ったほうが絶対良いよ。
どうやら本心のようである。だけど、素直に受け取れないのが我が家の常で。
ワンオペでただでさえバタバタするのに、ほんとに?というか何つくる?冷食は使う?材料は買っとく?
でもそのとき、気が付いた。
あ、これだ。家庭より仕事を優先させようとしたときに背後から引っ張ってくるやつ。
これぞ、弁当作りは母がやらねばならぬ思想。
でもね、思えば。多少朝の家事が残っても、夜片づければ良い話。出社やめようと考えたが、やはり週に2回は出ておきたいのも事実。
わかった。じゃあスケジュールはこのままにしておく
そう伝えると、ヒロシは嬉しそうに言った。
そうやってトモ子はいつも自分の仕事犠牲にしてるんだろうからさ。
どうも釈然としない思いが残る
ここまでの話はとても良い話なのだけど、どうも釈然としない思いも残った。
問題は二つある。
- 親の対応が必要な子供の行事に気が付くのが常に私である
- その時に大抵自分が対応しようとしてしまう
「ママ枠」で働いてきたために良くも悪くも融通がききやすい。夏休み、子供の入院など夫と調整するまでもなく、「自分が面倒を見る」と決めてしまう。
私が困ってから、夫は手を差し伸べる形で現れるというわけ。
なんだろうこのもやもや。
確かに、ありがたいんだけど。最後の良いところだけ持っていくよね。
こうやってモヤモヤをためていくからけんかになります
仕事で取引先と話している時って、和やかに話していても
御社は弊社に何をしてくれるのか?
って目線で話してるじゃん。トモ子と話していると御社とか弊社とか言いたくなるのは気のせいだろうか。
気のせいじゃなさそうなので、今度から御社と呼んでください。